令和4年4月3日(日)に周防大島の椋野で水彩画教室の写生をしました。
午前9時に水彩画教室のメンバーがクリニックに集合し、車で周防大島の椋野漁港を目指しました。天候は快晴で、暑くも寒くもなく、桜も満開で、アウトドアにはもってこいの日和となりました。午前9時半、6名が現地に着きました。港の突堤には釣りをしている人が多くいました。真ん中の広場ではゲートボールをしている地元の人達がいました。
午前11時45分まで、各々が気に入ったところでスケッチをしていくことにしました。港の岸壁から船や風景を描く人、場所を移動して桜の花の咲いている風景を描く人、それぞれが思い思いの場所に座って、絵を描き始めました。
岸壁から係留されている3隻の船と桟橋、その先に港の突堤、遠景は琴石山や三ケ嶽の山々を見渡す風景を描くことにしました。中景以降は景色が固定されていますが、船はユラユラ揺れ、船の構造とバランスを取るのが難しく、カメラを持ってくるのを忘れ、スマホででも撮っておけばよかったのですが、午後からカメラを借りてとればと思い午前中は撮らずにいました。2時間で下書きの下書き程度ができました。
午前11時半に集合し、今日は近くの長浦スポーツ公園の上にある「三郎亭」に昼食を予約しており、車で向かいました。海の見える高台にあるレストランで、午前中に描いたスケッチを見せ合いながら、杉山先生のアドバイスがありました。食事はその場で注文にし、セミドライカレーとローストビーフが各々3名、その後デザートとコーヒーがついて、1時間半くらいおいしい食事とゆっくりとした時間を過ごすことができました。
午後1時半に食事は終わり、午後3時半にまた漁港に集合にして、レストランの駐車場で分かれて各々が午前の続きを始めることにしました。午前中に描いていた場所に戻ると、問題発生。午前中より、潮が引いて、高さにして2m位船の位置が低くなり、見えていた船の見え方が変わり、さらに日も高く移動し、影の位置も変わっていました。船を大分上から見下ろす目線になり、午前中の状態を想像しながら描いていくとにしました。なんとか下書きができたくらいで、色を付ける所までは行きませんでした。
午後3時半に集合し、そこまでできたところを見せ合い、すでに色つけを始めた人もいました。杉山先生のアドバイスをもらい、集合写真を撮って解散しました。久しぶりに一日中日差しの中にいて、少し疲れましたが、快晴の中、心地よい写生をした1日となりました。