令和5年2月19日(日)に開催された京都マラソン2023に当院の木村栄養士が参加したので、報告してもらいました。年代別(80〜84歳)で1位となりました。
京都マラソン参加しました。
木村僖乃
雨の古都3年ぶり参加選手力走しました。 新型コロナウイルスの影響でオンライン開催が2回続き、実際に京の町を走るのはちょうど10回目です。午前9時のスタート時の気温は12度。多くの参加者がかっぱなどを着て雨をしのぎ、たけびしスタジアムを出発。嵐山、仁和寺などの名所沿いを走り、フィニッシュ地点の平安神宮前を目指しました。1万4880人が完走し、沿道にも約35万9千人の応援がありました。
今回の参加でフルマラソン68回目です。タイムはグロス4:30:27 ネット4;25:31 順位 744位‘(マラソン女子3376) 年代別順位 一位(マラソン女子80~84歳)
ハプニング続出でこれについて報告します。
1.受付について
当日受付はありません。前日と前々日の2日間で行います。前日の土曜日に受付会場に向かい、地下鉄をおりて、およそ10分くらいで到着の予定です。それが歩いても歩いてもそれらしき建物ありません。段々当たり暗くなります。30分位あるいて見たこともない神社仏閣左手に見えて反対方向に歩いていることに気が付きした。地下鉄から降りたときやらかしたようです。慌てて近くの店に飛び込み受付場所「みやこめっせ」聴きました。かなり目的地から離れており辛うじて受付できました。教訓1.駅から降りたら現在位置確認です。
2.朝食について
雨の情報で会場の着替え考えすぎて当日なっても対応いろいろやりなおしていたら、あっという間に時間経過、食べる時間なくなりました。いつも走る当日カーボローリング考えてご飯山盛り3杯食べます。和美さん持参おにぎりを1つもらいゼリーを飲みました。「こりゃ!今日は低血糖走れない!!」です。68回出場て朝ごはん抜き始めててす。
教訓2.考えすぎはほどほどに! 和美さんに「腹くくれ!」といわれました。
3.寒さ対策
京都マラソンは2月でかなり寒いのでスタートするまで時間かなりあるので持参の上着を着ます。スタート時、置いて走ります。いつも捨てても惜しくないものを用意します。
が・・・・です。所要でいそがしく準備がぎりぎりで適当なのがありません。ヒョウ柄の軽い、温かい毛皮の上着にしました。出発時間になり関係者の女性に渡しました。彼女びっくり形相で曰く「お知らせしておきます。戻って来ないのをご存じですよね!」でした。
教訓3 準備は早めに
4.スタート時
和美マネジャーよりの報告です。号砲が鳴って走り始めて10分後まだ後方の選手が残っている時、会場にアナウンスがあったそうです。今大会最高年齢者は男性86歳、女性81歳です。この81歳の木村僖乃さんは73歳の時に4時間08分で完走されています。女性アナウンサー「凄い方なんですね」男性アナウンサー「もうスタートされているでしょう」・・・・と。思いがけない嬉しい知らせでした。
5.走行
朝食のエネルギー不足かなと思いますがいつもよりきついなという感じになっており、15キロ地点で男性から話しかけられました。井田先生です。「マネジャーさんはどこで応援ですか?」「22キロ地点です」途端身体に活が入りました。電気が!!しっかり走らねばと。力をいれるとギアが入り、22キロ和美さんの応援です。「よしのさん!頑張って!」よっしゃです。彼女もっともきつくなる35kmにもいました。 折り返しの26キロ当たりで井田先生と思います。「木村さん頑張って!フアイト!フアイト」「は~い」 エネルギー頂きました。井田先生ありがとうございます。
35キロから脚に痙攣が来て40キロであぶないとゆっくりとまり、薬飲みました。てがかじかみ半分以上袋ごと落ちました。関係者の女性が袋拾って「68番ですか。脚に痙攣ですね。頑張ってください」よくご存じでした。走っている間ずっと雨が降り続き、かっぱを着ての走りはやはり遅くなり、いつ脱ぐかがスピードの勝負と聞いていますが寒さに極端に弱い木村はフィニッシュまで着用です。良かったのか!悪かったのか?です。走りについては記録証みてもまあ良い走りになっていると思いますが。冬の雨は残念
6.帰りの交通機関
新幹線で広島まで帰って最後にまたハプニングです。JRの電車の事故で広島駅で1時間またされました。最初の遅れ10分がだんだん小刻みに時間が伸びていきます。1番線のホームですので寒いです。マラソンの疲れもありきついです。漸く柳井駅に夜10時近く到着です。駅にタクシーがいません。すでに二人待っています。疲れている和美さんが車を出してくれました。感謝です。我が家についたときはぐったりで「もうマラソンいいや!」でした。新幹線で広島まで2時間でそれから柳井まで2時間半。まだ10時で駅にタクシーがいないなんて!前にもありました。柳井にこれから住みつづけるべきかなまで考えてしまいました。
ハプニングつづきでしたが、良いこともあったのですから前向きに考えます。
今回の京都マラソンはまとめると、、決めたことはできるだけ早めに行動をおこす。いづれも注意深くです。そうすると朝食をきちんととれたはずです。
毎年出場で来たことは年代別3位にいつも入賞していたからです。自分の努力もあります。81歳です。健康の事を考えると適度に走るでよろしいかなと思いつつ、もうちょっと研究すればというところもあります。データーをみると朝食がとれていないにしては15キロから35キロはなかなかです。最後の35キロの壁があります。毎日10キロより 35キロの練習を増やすことができるかなです。いろいろ考えさせられるマラソンでした。これから如何にして走り続けられるかについて一考してみます。
井田先生、和美さん改めて有難うございます。 終わり。
タイムリスト