ウェルネスクリニック

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内科・生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧)・甲状腺を診療する柳井市の病院です。

トウニョ
〒742-0021 山口県柳井市柳井1547-1
2023.06.11

第7回JAL向津具(むかつく)ダブルマラソン

令和5年6月11日(日)に山口県長門市油谷(ゆや)で第7回JAL向津具(むかつく)ダブルマラソンが開催され、30キロウオークにクリニックから2名が参加しました。

平成27年(2017)6月に第1回大会に参加し、今回2度目の大会参加となりました。第4回(2020年)と第5回(2021年)はコロナの影響で中止になったようです。

6月10日(土)
午前中診療をして、午後3時自動車で出発。同じ山口県とはいっても、南東の端から北西の端まで150キロ、高速道路や一般道を経由して、前日受け付けのある会場の午後6時到着。種目はダブルフル(84.4キロ)、シングルフル(42.2キロ)、棚田ウオーク30キロの3種目。宿泊は第1回と同じ、大会会場に近い「ホテル楊貴館」を予約することが出来ました。前日受け付けをして、ホテルにチェックイン。

海に面した部屋で、ガラス張りで、油谷湾を眺めることができました。部屋食で、夕日が沈むのを見ながらの豪華な夕食となりました。油谷湾を眺めることが出来る露天風呂のある温泉でリラックスすることができました。明日の天気予報は曇の予想、雨具の準備どのようにするか、明日の朝の天気を見て決めることにしました。

6月11日(日)
午前5時起床、天候はどんよりとした曇、いつ雨が降ってもおかしくないような天候でした。午前6時くらいから少し雨が降ってきて、午前6時半から朝食。下の階の大部屋で食事。その頃には土砂降りになってきました。しかし食べ終わる頃には雨は止んでいました。支度をして、ホテルをチェックアウト。空は一部明るいとこもありますが、パラパラと小雨が降り出し、マラソンでも雨のことはあり簡単な雨具だけを持って歩くことにしました。大会の名前にもあるように日本航空(JAL)が特別共催、ホノルルマラソンやJAL千歳マラソンに続く3つめの冠大会だそうで、近くに空港もないような地域よく共催したなと思いました。

会場に着いた頃には雨はやんでいました。ダブルフルは午前6時スタートで既にスタート、シングルフルが午前8時半スタート、棚田ウオーク30キロが午前9時スタート。コースは一見すると島に見える、油谷湾を囲む半島をダブルは一周し、シングルとウオークは半周し、観光スポットを巡るようになっていました。

ムカツク(向津具)と地区の名前は腹が立ったり、吐き気がするような時につかいますが、名前の由来は陸路がすくなく、船で行き来していた頃に向國(むかつくに)となりいつからか「に」が省略されて「むかつく」になったとありました。

午前9時ウオークがスタート、いきなり上りが始り、その後もアップダウンしかない起伏の激しいコースになっていました。エイドステーションも多くあり、休憩をしたり、ビューポイントの写真を撮ったりして進んで行きました。CNNの「日本の最も美しい場所31選」に選ばれた赤い鳥居がいくつもある「元乃隅(もとのすみ)神社」、「日本の棚田100選」の「東後畑(ひがしうしろばた)棚田」などがコース上にあり、参加者も写真を撮っていました。棚田には田植えのされていない所もあり、高齢化の影響で、コメ作りをやめたのかなと想像しました。大体中間地点の千畳敷にあるエイドステーションが昼過ぎになり、一番大きななエイドステーションで、カレー、果物、アンパンなどの食事も出ており、昼ご飯にしました。雨はふらず、かといって太陽が照って日差しが強くもない曇り空で、天候としては一番良かったようです。

元乃隅(もとのすみ)神社
東後畑(ひがしうしろばた)棚田

コースとしてはアップダウンが強く、コースのキロ表示はコーンにダブル、シングル、ウオークの距離が表示されていたのは良かったです。7時間14分でゴールしました。4月にサンチアゴ巡礼で30キロ歩くことがありましたが、9キロを背負って歩くよりは、500mlのペットボトル、カメラ、スマホの入ったウエストポーチが1キロくらいの方が、肉体的には楽でした。

大会のスタート前、最中、ゴールした後に、以前勤務していた時に一緒だった医師やマラソン大会でよく会う1型糖尿病の患者さんのお父さんがダブルに、当院の元職員が30キロウオークに参加しているのがわかりました。梅雨の時期の大会でしたが何はともかく、雨が降らなかったのが一番でした。ゴール後に完走証、参加賞、焼き鳥と鶏鍋をいただき、午後7時柳井に戻ってきました。

長時間多くの方がサポーターとして、各ポイントに立って案内し、エイドステーションも十分にあり、地域の方も沿道で応援をしていただき、観光スポットもありと楽しむことが出来ました。日頃だとここまで見て回ることもない地点を巡ることも出来ました。

一言感想
30キロ棚田ウオーク
大久保事務員;左足首が完全に回復しないままでの30キロウオークは半分不安で残り半分は開き直り、ある意味やけくそでした。バリバリにテーピングをしたおかげでムカツクほどの急坂もなんとかクリアできました。いろんな人と触れ合えて楽しかったです。
大久保院長;1ヶ月ぶりのウオークのイベント、足の疲れが少なかったのは、サンチアゴ巡礼で9キロの荷物を背負って150キロ歩いた効果かもしれません。楽しめました。