令和5年12月3日（日）山口県周南市大津島で開催された「第34回大津島ポテトマラソンFINAL」の10キロに参加しました。大会運営が困難となり、今回で最後の開催となりました。

大津島ポテトマラソンは12月の第１日曜日に開催され、ホノルルマラソンの前の週に開催され、マラソンのウオームアップとして、参加していました。大津島は徳山港から船で20分のところにあり、戦時中は人間魚雷「回天」の訓練基地のあった島です。平成2年に第1回大会が開催され、コロナの影響で中断があり、昨年3年ぶりの開催となり、参加しました。近隣の大会でも、マラソン大会を起こした第1世代の高齢化とコロナの影響による中断のため、開催が終了となる大会が増えてきました。昨年よりスタートが1時間早い午前10時スタート、徳山港を午前７時40分発の船に乗船するため、徳山に前泊することにしました。

12月2日（土）
午前中診療をして、午後4時10分JR柳井駅発の在来線で徳山駅まで行き、駅前のホテルにチェックイン。ホテルにはいかにもマラソンを走るような服装の人が数名いました。

夕食は駅前にある「吉野家」で牛スキ御膳と野菜サラダにしました。テーブルに座って食べていると、隣の男性から話しかけられ、「マラソンに出るのですか」と聞かれ、「そうです」と答え、その男性もマラソンに参加予定でした。話していると、ポテトマラソンではなく、防府読売マラソンに参加するため、東京から来ていて、安いホテルが防府市になく、徳山に泊まることになったということがわかり、こちらは極々ローカルの参加者300名くらいの小さな大会であることの話をしました。ホテルにいた人達も、防府読売マラソンの参加者なのでしょう。大浴場に入って、ブラタモリを見て、あとはすることもなく、午後9時過ぎに就寝。

12月3日（日）
午前5時起床、午前6時半から朝食、船は午前７時40分発で、あまり時間のゆとりはなく、朝食前に出発の準備をしておいて、ブッフェ形式で朝食。生卵はなく、ご飯 with 納豆＆海苔にしました。ご飯は自分でよそうのでなく、機械で小盛り、中、大のボタンを押すようになっていました。

食べてホテルをチェックアウト。15分ほど歩いて、港について切符を買って、乗船して、午前８時50分に大津島の港に到着。200m先の受付のある小学校で行き、受付をしてゼッケンや参加賞をもらい、体育館で走る準備。種目は20キロ、10キロ、５キロ、2キロ。10キロのエントリーは72名、全体でも300名弱とこじんまりとした大会です。20キロは10キロのコースを2周し、10キロは午前10時、20キロは10時10分スタート。

スタートまでまだ時間があり、ウオームアップを兼ねて、歩いてみる事にしました。うちのクリニックを設計した木村さんが設計した大津島にある一日一組限定の宿泊施設「只只(ただただ）」の建物が高台に建ち目の前は海で眺めもよく、一泊一人（2食付き）5万前後と高いですが、一度は泊まってみたいところでした。コースを3キロほどジョッギングして、ウオームアップ。

午前10時スタート。コースは海沿いの道路を2カ所折り返しがあり、湾と湾の間にアップダウンはあるものの、全般的にはフラットなコース。最後尾からスタートし、最初の1キロが6分22秒、やはりマラソン大会だと周りの流れの影響で、ペースが早くなります。その後は徐々に離されていき、一人旅となり、前のランナーが歩いたり、走ったりしながら、追いつきそうになると走り出すのを繰り返していました。3キロ過ぎで、10分後にスタートした20キロのトップランナーが抜いていきました。結局1時間13分18秒でゴールしました。

参加賞のイモ汁と自然薯のコロッケを買って食べました。今回で大会は終了となりますが、大津島出身の方々がボランティアで戻ってきて手伝ったり、沿道では住民の方が家の前で応援してもらい、スタッフの方々のおかげで、ランナーも楽しませてもらいました。長い間、ありがとうございました。

午後1時発の帰りの船まで時間があり、今回でマラソン大会が終了となり、多分大津島には来ることもないので、以前にも訪問したことはある回天記念館を見てみることにしました。20歳くらいで遺書を書いて、人間魚雷に乗り、亡くなった人達の展示があり、現在もウクライナやイスラエルと戦争が起こり、死者も多く出ており、早く戦争が終わり、平和が戻ってくるのを願うばかりです。

午後3時に柳井に戻ってきました。いつもの練習よりも早いペースで走り、良い刺激となりました。ホノルルマラソンまで後1週間、体調を整えて準備をして行きます。またホノルルマラソンの報告をして行きます。