平成27年11月3日（火）文化の日に当院の糖尿病患者会「アロハ」の秋のバス旅行を萩にリンゴ狩りと市内観光に行きました。患者さんや家族、スタッフで合計46名の参加がありました。

毎年秋の患者会の行事は日帰りバス旅行を開催しています。繰り返し行ったところもありますが、どこにするかが毎回悩みの種で、昨年会員にアンケートを採りました。しかし候補の所は賛成と反対が半々で、決まりませんでした。今回は、世界遺産に指定されたり、NHKの大河ドラマ「花燃ゆ」は山口県がご当地でいろんなイベントやテレビでも取り上げられている吉田松陰先生の地元である萩の市内観光をすることにしました。

11月3日、天候は秋晴れの、行楽にはもってこいの日和。クリニックに午前8時半に集合、バスの乗り込み萩へ向けて出発しました。大久保院長の挨拶と今日の日程の説明があり、熊毛インターから山陽道に入り、途中のサービスエリアでトイレ休憩。最初の目的地は、佐々並にある旭サンファームで「リンゴ狩り」。防府東インターで山陽道を降りて、一般道を山越えして佐々並に向かいました。佐々並は5月に開催される「萩往還マラニック」エイドステーションのあるところで、佐々並豆腐で有名なところでもあります。

午前11時、リンゴ園に到着、今回の品種は「富士」食べ放題で、後は取った分だけ計り売り、ナイフの貸し出しがあり、いくつか切っては皮をむき、分け合って食べ、おみやげ用に収穫。リンゴ園の前で集合写真を撮って、次の昼食場所にバスで移動。

萩市観光協会に寄って今日の案内をしていただくガイドさんを乗せて、いっしょに萩の地元の食材を使用した、大河ドラマから「ふみ御膳」と名付けられた、新鮮な海産物を使った料理をいただきました。見た目もきれいに盛りつけられ、女性には最適な量でしたが、男性には腹7分目と健康的（?）な量になっていました。

昼食後は松陰神社にバスで、ガイドさんが説明をしながら移動し、現地では松下村塾、吉田松陰の家など解説を聞きながら、いろんな話をわかりやすく説明していただき、案内がなければ気がつかないままであったことが多くあり、お願いして良かったです。日本の端の田舎にある萩の小さな部屋からその後の日本を動かすような人材が20台後半の若い力で育っていったのは驚くべき事でした。

次は萩城下町を菊屋通りや白壁の町並み、その中に高杉晋作、桂小五郎（木戸孝允）、小田村伊之助（楫取素彦）などの家などがあり、歴史を感じさせ、タイムマシーンがあれば、どんな様子か見てみたい気がします。通りには萩焼きの店やしゃれたカフェ、夏みかんのソフトクリームの店などがあり、食べたい気持ちもありますが、糖尿病の患者会ということもあり、ここは自制して横を通り過ぎました。

バスに乗り、時間の制約もあり、萩反射炉は窓から眺めるのみにして、最後の予定地道の駅「萩シーマート」でおみやげなどの買い物に立ち寄りました。ここでは魚、海産物、おみやげ用のお菓子などがあり、ソフトクリームもあり、食べている方も多くいました。午後4時半バスに乗り、柳井に向けて出発しました。帰りとは別の道で山陽道に乗り、途中サービスエリアでトイレ休憩をして、途中下車する人をおろして、午後7時クリニックに戻ってきました。秋晴れの心地よい日を過ごすことが出来ました。大河ドラマ「花燃ゆ」も後2ヶ月となりましたが、また新たな気持ちで見ることが出来るのではないかと思います。