午前中のみ診療とし、午後高知に向けて出発しました。柳井駅から在来線、徳山から新幹線で岡山までいき、そこから特急「南風」で高知に向かいました。9年前に「走って遍路」をして以来、久しぶりの高知県です。高知駅にはアンパンマンの列車が止まっており、懐かしく思い出しました。

午後7時20分ホテルにチェックイン、土佐らしい食事の出来る所をホテルのフロントで教えてもらい、そこで食事をする事にしました。土佐と言えば「鰹のたたき」、店の人にお勧めを聞いて、何種類かの料理が小鉢にのり、それが大皿に入った「皿鉢（さわち）料理」にしました。飲み物は地元の栗焼酎「ダバダ火振」の湯割りにしました。栗焼酎は初めて飲みましたが、まろやかな味でした。料理は鰹のたたき、刺身、クジラの舌の酢味噌、いわしの生しらす、ウツボの唐揚げ、川エビの唐揚げ、クジラのにぎり寿司などと色々楽しむ事が出来ました。ウツボといえば芸能人の無人島生活、よいこの濱口の「取ったどー」くらいしかしりませんでしたが、初めて柔らかくおいしくいただきました。ホテルには大浴場、露天風呂もあり、ゆっくりとリラックスすることができました。

午前4時過ぎに目が覚め、午前５時過ぎにジョッギングをする事にしました。外はまだ真っ暗です。まずは今日の学会の会場の高知市文化プラザかるぽーとまで、道順の下見をしました。その後は高知城に向かって走り、門が開いており中に入れるようになっていました。門を入った所で、暗い中ランニングの格好をした女性がおり、あいさつをして話しをすると、東京から来ており、同じ学会に参加している事がわかりました。天守閣まで話しをしながら歩いてあがり、まだ午前6時過ぎ、東の空は少し明るくなってきていました。ランニングやマラソン大会の話しをしながら走り、ホテルの近くで別れました。

朝風呂にはいり、バイキング形式の朝食、朝食からカツオのたたきがあり、今日は和食にする事にしました。カツオの味噌マヨ、カツオ飯、ジャコ天と朝から土佐を味わう事が出来ました。午前8時半から学会が始まり、興味ある演題を聴き、ランチョンセミナーでは、弁当を食べながら、11月７日に柳井で講演をした藤田先生の講演を聴きました。会場では久しぶりにあう知り合いの先生と出会い、挨拶と近況を報告し合い、別れました。

今回の高知訪問で、時間があれば、土佐と言えば坂本龍馬、銅像のある桂浜と遍路で回ったどこかお寺に行ってみたいと思っていました。午後2時から４時までセッションが空いたので、タクシーに乗り、運転手さんに事情を話し、桂浜とその近くの33番札所の雪蹊寺を訪れてみる事にしました。雪蹊寺を訪れて、余り印象には残っておらず、礼拝をしてタクシーに乗りました。桂浜と坂本龍馬の像はもともと有名なので、記憶に残っているのかよくわかりませんが、太平洋の水平線が雄大だったのは印象に残っています。

会場に戻って午後の後半のセッションを聴いて、学会としては終了。明日は生涯教育の講習会。一昨日高知駅からホテルに歩いて向かう時に、「創作お好み焼き」と言う店があり、今日の夕食はここにしようと思い行ってみると、今日は貸し切りでダメでした。ホテルに戻ってフロントの人に聴いて、テレビでも取り上げられた事のある屋台の餃子屋「屋台安兵衛」を勧められ、行ってみる事にしました。午後7時オープンで午後７時過ぎに行ってみると、割と広い屋台（運動会のテントをつないだような）ですが、すでに店内はいっぱいで列になって待っています。外に箱を置いて飲んでいるグループもいました。回転は早いようで、余り待たずに吸われました。メニューは餃子、ラーメン、おでん、ビールか酒のみ。餃子、おでん、ビールを注文、餃子は一皿7個で500円、小ぶりでした。焼き餃子で皮はパリパリとしていました。

午前５時起床、午前6時過ぎから３０分くらい高知駅の方をジョッギング。今日の天気予報は曇りから雨、空は曇り空でなんとか午前中は持ちそうな模様。朝風呂に入り、今日は洋食を選んで朝食。午前9時から同じ会場で講演会が午前12時過ぎまであり、すべてのセッションは終了。来た経路を逆に、夕方柳井に戻ってきました。

雨も降らず、久しぶりの高知、勉強、食事、運動、観光に盛りだくさんの３日でした。