9月10日に調理実習を行い、「手作りパンとローストビーフ」を作りました。5名の参加がありました。
時間の都合上、パンの生地をあらかじめ一次発酵させておき、その続きをすることから始まりました。
パンの生地を再び発酵させている間に、献立の説明があり、担当に分かれて調理に入りました。
ローストビーフ用の肉を凧糸でしばった後、それをこんがりと焼き目がつくまで、転がしたり縦にしたりして、ゆっくりと焼き付けて行きました。それを煮汁の中に入れて、時間を計りながら、転がして、味をしみ込ませていきました。竹串で火の通り具合を見た後、煮汁の中でさまし、それをスライスしました。きれいなミディアムなものになっていました。スープは、具のエリンギの軸の部分を輪切りにして作りました。輪切りにすると、ホタテの食感になるそうです。果物は、半分のキウイをくり抜いて、皮を船に見立ててそれにキウイを入れたり、ぶどうをひと粒づつ皮に十文字の切り込みを入れて、皮をめくって花びらのようにしたりしました。「こんな飾りかたがあるなんて知らなかった。ちょっと難しいけれど、楽しい。」といいながら、果物と格闘されていました。
パンは、成形と発酵を繰り返していき、そりでクープという切り込みを入れて、焼きました。オーブンから出した焼き立ちのパンを前に歓声があがっていました。
早速、試食しました。フランスパンは、オリーブ油と塩を混ぜたものに付けながら、いただきました。「出来立てのパンがこんなに美味しいとは知らなかった。塩とオリーブ油につける食べ方も知らなかった。とってもおいしいです。」と言われていました。「牛肉の料理を避けていたけれど、このローストビーフだと´”お肉を食べた!”という満足感がありますね。早速家族に作ってあげたいです。」「スープがあっさりしていいです。」「フルーツが食べるのがもったいない感じで盛りつけてあります。」「お腹いっぱいに食べて、500kcalというのが、うれしいです。」などの感想がありました。