平成26年3月より月2回「まかない」を始め、NHKの「サラメシ」を真似て、「クリメシ」と名付けました。令和3年10月7日(木)は「ハヤシライス」で、12名が参加。3分間スピーチは世木事務員。
今回のまかないではハヤシライスにしようという事になったのですが、栄養士の下田の勉強の為に以前木村栄養士が立てた献立の中にある、ラカントSで作るシフォンケーキも一緒に作ることにしました。このシフォンケーキはエネルギーが77kcalと抑えられていす。糖尿病交換表では1単位となりますのでヘルシーなシフォンケーキです。
「ハヤシライス」は、玉ねぎはスライスし、しめじは石づきを取ってほぐします。牛肉は今回牛もも薄切り肉にしました。
お肉は食べ応えがあるように大きめにカットしてフライパンで焼きます。肉を取り出しておきます。
玉ねぎはフライパンに油をひいてきつね色になるまで炒め、そこにしめじを加えてさらに炒めます。鍋に入れ替えて分量の水を加えて煮ます。そこにハヤシルウを加えて煮込み、濃口しょうゆで調味します。
食べる直前に温めて、お肉が入っているお皿に盛っていただきます。
「白菜サラダ」は、白菜、きゅうり、ハムを千切りにし、きゅうりはうす塩をしておきます。レーズンは湯に浸けて戻します。調味料を合わせてドレッシングを作り、具材を混ぜ合わせます。今回は伊予柑の缶が余っていたので一緒に混ぜ合わせました。彩りも綺麗で、とても美味しい白菜サラダになりました。
「かきたまスープ」は、今回のまかないの余った具材で急遽作ることになりました。玉ねぎをスライスし、しめじは石づきを取ります。玉ねぎとしめじ、分量の水を鍋に入れ、コンソメの素を加えて煮ます。しっかりと沸騰したところにといた卵黄を加えていきます。今回はシフォンケーキと、添えのメレンゲに卵白を多く使ったので、卵黄を余らせないためにもかきたまスープを作りました。
「シフォンケーキ」は、ボールに卵白4個分を入れ、ラカントsを入れてメレンゲを作ります。ミキサーで3分計って泡立てました。卵黄にバニラエッセンス、ラカントsを加え、白くもったりするまでミキサーで2分混ぜます。卵黄の方にサラダ油、お湯、ブランデー、レモン汁、食塩を入れ混ぜておきます。そこに卵白を泡立てたものと、濾し器でふるった小麦粉を交互に加えていき、泡をつぶさないように混ぜます。なめらかになったら型に入れて、1~2回5cm上から落として気泡を抜きます。180℃のオーブンで35分焼きます。焼きあがったらさかさまにして冷まし、切り分けて盛り付けます。今回はメレンゲとアラザンを振って、薄く切ったりんごとミントの葉を添えました。可愛らしい盛り付けになりました。
木村栄養士によると、今回のシフォンケーキの膨らみ方がもう少し足りなかったようなので、オーブンの温度を上げても良かったようでした。次に作る時はオーブンの温度は200℃くらいでも良いかもしれません。ラカントsを使うのは、砂糖と同じ分量入れる必要があるので、他の人口甘味料のパルスイートでは出来ないとのことでした。お菓子作りが好きな患者さんにも喜ばれそうなケーキで、とても勉強になりました。
まかないアンケート(計12名)
1.ハヤシライスに入れる具は何ですか?
牛肉:12名、たまねぎ:12名、しめじ:8名、人参:7名、その他:7名(じゃがいも、グリンピース、エリンギ、マッシュルーム)
フルーツはメロンが3名と人気でした。
2.腹何分 腹8分:1名、腹9分:3名、満腹:8名
3.今日のまかない、星いくつ 全員星3つ
4.感想:お肉たっぷりハヤシライス大満足でした。久しぶりに市販のハヤシライスのルウを使ったものですが、意外に美味でした。お肉がとても柔らかくて美味しかったです。ハヤシライスがもう少し温かければよかったです。
白菜サラダ、具材がシャキシャキで歯ごたえが良く美味しかったです。白菜サラダにみかんが入っているのが新鮮でした。いつもりんごを入れますが、今度はみかんで作ってみようと思います。
スープが美味しかったのでもう少し欲しかったです。
シフォンケーキがとてもフワフワで、甘さ控えめで美味しかったです。トッピングが可愛かったです。シフォンケーキを作ると失敗することが多いのでコツを教えてほしいです。外食した気分になれました。
3分間スピーチ(要旨)「おいしく楽しく!」 世木事務員
今年の8月は、毎日のように雨が続き、それに加えて新型コロナウイルスが柳井市近郊でも猛威をふるっていたため、楽しみにしていた、海水浴、釣り、子供たちのお泊り会など、残念ながら中止になってしまいました。家の中で、何か楽しめるものはないかなと思っていた時、長男が、「寮で暇な時、みんなでこんなことしよるんよ」と、言って、ホットサンドメーカーを出してきました。「ホットサンドメーカーならあるよ」と言うと、「いやいや、これ、肉まんを挟んだり、チルドピザを挟んだり、ギョーザの皮にチーズとか包んで焼いたり、色々作れるんよ!」と言いながら、SNSで話題のリロ氏という人の本を見せてくれました。挟むものの発想がおもしろく、思わず作ってみたくなるようなレシピばかりです。
ホットサンドメーカーは直火式なので、丸洗いもでき、後片付けも簡単です。ホットサンドはもちろん、ばらしてそれぞれフライパンのようにも使えるし、肉や海鮮、野菜など食材をはさんでこんがり焼く両面フライパンとして活用できます。ふたがされているので油の飛び跳ねも少なく、蒸し焼き状態なので、中はジューシー外はカリっと焼きあがります。ガレットや、お好み焼き、スペイン風オムレツなどのひっくり返す料理は、とても簡単に上手にできます。あとは、アップルパイもおすすめです。アイデア次第でいろんなメニューを楽しむことができます。庭で使えばちょっとしたキャンプ気分が味わえます。
そして、もうひとつ。トーチバーナーも大活躍しました。バーベキューで火を起こすとき、炭はなかなか着火してくれませんが、これがあれば楽に火をおこすことができます。わが家では、このトーチバーナーを使って、炙り料理をします。例えば、ハンバーグやカレーにチーズを乗せて炙ったり、肉や魚を軽く炙ったり…。炙るだけで、おいしいにおいが食欲をそそります。そして確実に料理がグレードアップします。いつもの料理が、居酒屋メニューに大変身します。
この夏は、ホットサンドメーカーとトーチバーナーのお陰で、おいしく、楽しく、おうち時間を楽しむことができました。
献立 856kcal(10.7単位)
ハヤシライス 米、牛肉、玉ねぎ、しめじ、リセッタ油、ハヤシルウ、グリンピース
白菜サラダ 白菜、きゅうり、食塩、ハム、伊予柑缶、リセッタ油、酢、食塩、こしょう
かきたまスープ たまねぎ、しめじ、卵黄、コンソメ顆粒
シフォンケーキ 小麦粉、卵白、卵黄、ラカントs、サラダ油、お湯(40℃)、ブランデー、食塩、レモン汁、バニラエッセンス